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現金管理は会社経理の基礎です

気になる経営・税務

今回は「現金管理」のお話です。

現金管理とは通帳から引き出したあとの現金の行方と残高を常に把握することです。この現金管理がずさんだと余計な税金を支払うことになるんです。え?領収書をそのまま税理士に渡してるから大丈夫?ダメです。現金管理は会社でしかできません。

税理士にはできないんです。。
たとえば1カ月で通帳から5回引出しがされていて、合計100万円だったとします。この分の支払いの領収書等を確認したら60万円しかなかった。(なんてことざらにあるんですが、)この残りの40万円はどうなるの?実はこのように、どこに支出したかわからないお金のことを税務上では使途秘匿金(以前は使途不明金と呼ばれていました)と呼びます。この使途秘匿金は経費になりませんし、最悪の場合それが原因で発生した税金に40%をペナルティーとして上乗せ課税されてしまいます。え?そんなのうちは発生しない?使途秘匿金が発生していた会社の社長様はみなさんそうおっしゃられておりました(笑)。1件の引き出しでの使途秘匿金は少額でもチリも積もればなんとやら・・・です。過去には1年で4,500万円もの使途秘匿金が発生していた会社もありました。(行先を解明して事なきをえましたが・・・)

ただ、実際のところ発生してしまった場合、一般的には社長への貸付金(経費ではないし、社長は利息を支払う必要があります!)
とするか、社長への役員賞与(損金になりません!)として処理することが多いです。どちらで処理をしても、(当然ですが)銀行の心証は非常に悪くなり、当然その後の融資に影響します。もちろん、税務署にだって怪しまれるのは言うまでもありません。だから現金管理は絶対必要なんです。

では、どうすれば現金管理はできるのか?そう、皆さんご存じの現金出納帳をつけるのです。いや〜面倒くさいですよね〜。
現場に出ていたらそんなことしてられません。まったくです。そうなんです。出納帳なしで簡単に現金を管理できれば・・・で、当税理士事務所ではそんな方法を考えました。ご興味ある方はお問い合わせください。

 

 

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